鮮やかで美しい瞬間を切り取ったり感情を切り取れた瞬間など、感動を写真に閉じ込める一眼レフカメラの魅力に心を奪われている読者への記事で、だれでも安心して一眼レフカメラをの使えるようになるガイドです。
素晴らしい写真を撮る喜びと、喜びを共有する楽しさを一緒に探求してみましょう。
さらにDVD教材もご紹介しています。
一眼レフカメラが気になる/もっと知りたいあなたへ。
シャッタースピード、絞り、ISO感度などの基本操作から撮影テクニックやさまざまなシーンでのコツまで丁寧に解説します。
≫ 一眼レフが気になる、一眼レフカメラを手にしたのはいいけど、
そもそも一眼レフってなに?
「どう使いこなせば良いか」
「もっとうまく撮りたい」
…そんな方にこの記事はピッタリです。カメラを最大限に活用し、美しい写真を撮影する喜びを体験するためのステップバイステップのガイドを提供します。あなたの一眼レフカメラでの撮影がこれまで以上に楽しく充実したものになるよう、一緒に学びましょう。
一眼レフカメラの基本知識
初心者の皆さんにとっては一眼レフカメラの基本知識を身につけることは大切です。それはなぜかと言いますと、基本知識があることで、一眼レフの本来の力を引き出すことができます。では具体的には何を学ぶべきなのでしょうか。
一眼レフカメラとは
まずは一眼レフカメラの定義から始めましょう。一眼レフカメラとは、シングルレンズリフレクション(Single Lens Reflex)の略で、その名の通り一つのレンズで撮影と見る(レフ)動作を行うカメラのことを指します。これが一眼レフの基本的な機能であり、映像の透明度とリアルタイム性を両立しています。
一眼レフカメラのメリット
一眼レフカメラの利点はその操作性と表現力です。どなたにとっても一眼レフの醍醐味は自分の思い通りにコントロールして写真を撮影できることでしょう。具体的には、シャッタースピードや絞り、ISO感度などを自由に調整できることにより、暗い場所でも明るく、または明るい場所でも暗く写真を撮ることができます。
主なメーカーと人気モデル
一眼レフカメラのメーカーにはキヤノン、ニコン、ソニーなどがあり、それぞれに特徴があります。初心者の方にオススメなモデルとしては、キヤノンのEOS Kiss X10やNikonD5600などがあります。これらのモデルは初心者に優しく、豊富な機能を持っています。詳しい情報は各メーカーの公式サイトをご覧ください。
以上、一眼レフカメラの基本知識について解説しました。これらの知識を理解することで、初心者の方でも一眼レフカメラを効果的に使いこなすことができます。
一眼レフカメラ操作の基本
初心者でも一眼レフカメラを楽しむためには、基本的な操作方法を理解することが必要です。なぜなら、一眼レフカメラはその操作方法によって写真の出来上がりが大きく変わるからです。では、具体的にどんな操作を覚えるべきなのでしょうか。
シャッタースピード
シャッタースピードとは、カメラのシャッターが開いている時間のことを指し、その時間の長さによって写真の明るさや被写体の動きの表現が変わります。例えば、シャッタースピードを速くすると、動いている被写体を止めることができ、手ブレの影響を少なくできます。
ひと昔は手ブレ対策として「レンズのミリ数分の1以下に」などがありましたが、現在は手ブレ防止機構がレンズやカメラに内蔵されているので、その限りではありません。
あと「撮る時は脇を閉めてカメラを安定させるように」とも言われていましたがこれは今でも大切です。
絞り
絞りとは、レンズの開口部の大きさを調節することで、写真の明るさや被写体と背景のボケ具合を制御します。絞り値が小さいと開口部が大きくなり、逆に絞り値が大きいと開口部が小さくなります。
一眼レフのレンズはシャッターを切るとき以外は絞りが一番開いた状態になり、より正確なピント合わせや被写体の状況を見定めやすくなるように設計されています。
ISO感度
ISO感度は、カメラのセンサーが光をどの程度感じ取るかを調節する機能です。ISO感度を上げると、暗い場所でも明るい写真を撮ることができますが、ノイズが多くなる傾向にあります。
レンズの選び方
一眼レフカメラのレンズ選びも重要なポイントです。レンズによって撮影できる範囲や被写体の見え方が変わります。レンズには固有の焦点距離がありそれぞれに切り取れる視野の範囲が異なり、これを画角と呼びます。焦点距離と画角については以下の記事もご一覧ください。
なお初心者の方は、標準レンズから始めると撮影の基礎がしっかり身に着きます。
標準レンズの「標準」とは何だと思いますか?
さらに、「単焦点レンズは必要?」と感じている方にはこのような記事もあります。
⇒ 以上が一眼レフカメラの基本的な操作方法です。これらの操作をマスターすることで、初心者でも一眼レフカメラで多彩な表現が可能になります
直感的に一眼レフのスキルを体得したいとお考えの方に。
“基礎から学べる一眼レフカメラ上達講座 “という教材は視聴覚でのインプットなので非常に有効な学習得のびの手段と言えます。
▶ 基礎から学べる一眼レフカメラ上達講座
一眼レフカメラでの撮影テクニック
一眼レフカメラの基本操作をマスターしたら、次に進むべきは撮影テクニックです。初心者の皆さんにとって、ここで紹介するテクニックを学ぶことで、より一層一眼レフカメラの魅力を感じていただけることでしょう。
フレーミング
フレーミングとは被写体をどのように写真の中に配置するかを決める技術です。初心者の皆さんがまず覚えるべきは、「三分割法」でしょう。これは画面を9つの同じ大きさの領域に分け、その交点や線上に被写体や重要な要素を配置するテクニックです
三分割法について本ブログでも詳しく解説しています:
ボケ味を活かす
一眼レフカメラの特徴である「ボケ」を活かすことで、立体感や深みのある写真を撮影できます。これは絞り値を小さくすることで背景をぼかし、被写体を際立たせるテクニックです。
主題以外がボケていると、肉眼による見え方に近いので写真である以上に現実感を与えます。
光を利用する
光は写真の重要な要素です。例えば、太陽が低い位置にある「黄金時間」は、美しい光と影を生み出すため、風景写真に最適です。
空の色の変化についてこちらでも解説しています:
なお人口光の知識やコントロールについてはこちらも参考になります。
動きを捉える
一眼レフカメラではシャッタースピードを調節することで、動きを止めたり流したりする表現が可能です。スポーツ写真などでは、高速シャッターで一瞬を切り取るテクニックが求められます。
「動きを捉える」のとは少し異なりますが、画面に動きを出すことは見る者にワクワク感や期待など心の動きに影響を与えます。以下の記事では画面に動きを出すスキルについて解説しています。
以上のテクニックを使うことで、一眼レフカメラ初心者でもプロ並みの写真が撮れるようになります。さらなる上達のためには、インプットと実践。実際にカメラを持って多くの写真を撮ることが重要です。
これらのテクニックについて詳しく学ぶことができ撮影シーン別のコツについてこちらでで詳しく解説されています。初心者の方が一眼レフカメラを使ってさまざまなシーンで素晴らしい写真を撮るための助けになるでしょう。
基礎から学べる一眼レフカメラ上達講座 >
4. 一眼レフカメラでの撮影シーン別のコツ
一眼レフカメラで撮影するシーンによって、アプローチや使い方は変わります。それでは、一眼レフカメラ初心者がよく遭遇するシーンをいくつか選び、その際の撮影のコツを説明します。
ポートレート撮影
ポートレート撮影では、被写体の表情を引き立たせるために、背景をボケさせると良いです。これは一眼レフカメラの絞りを開放に近づけることで可能です。また目にピントを合わせることも重要です。これらのためのフォーカシングのスキル、オートフォーカスカメラ/レンズの選択、使い方、焦点距離の知識などのインプット(学び)も大切です。
風景撮影
風景撮影は画面に主題が一つでない場合が多いので、広い範囲でディテール(詳細)をクリアに撮影したい場合、絞りを小さく(F値を大きく)設定して「被写界深度」を与えます。
これにより全体的にピントが合っている状態になります。
夜景撮影
夜景を撮影する際は、シャッタースピードを遅くし、ISO感度を上げて撮影します。しかし、感度を上げ過ぎるとノイズが多くなりがちなので、ブレ防止の観点からも、三脚を使ってカメラを安定させるとノイズが目立たない感度にできるのでお勧めします。
マクロ撮影
小さな被写体を大きく撮影するマクロ撮影では、専用のマクロレンズを使用すると良い結果が得られます。マクロ撮影が可能になる原理はフィルムやセンサーからレンズの中心までの距離を伸張できることにあります。
これらのシーン別のコツを理解し、自分の目的に合わせて一眼レフカメラの設定を調整することが大切です。
これらの撮影シーン別のコツについては、これまでにもご紹介した下記のDVD教材で更に詳しく解説されています。より多くの方が一眼レフカメラを使ってさまざまなシーンで最高の写真を撮るための助けになるでしょう。
基礎から学べる一眼レフカメラ上達講座 >
一眼レフカメラ選びのポイント
一眼レフカメラの選び方もまた、初心者にとっては難しいポイントの一つでしょう。ここでは、初心者が一眼レフカメラを選ぶ際のポイントをいくつか紹介します。
予算
一眼レフカメラには様々な価格帯のものがあります。初心者の方は、無理なく購入できる予算内で良質なカメラを選ぶことが大切です。なおカメラにはフィルム/デジタル、一眼レフ/ミラーレス、フルサイズ(フルフレーム)/クロップセンサー/APS-C/マイクロフォーサーズと各種あるので、最初から高額なカメラを入手するのではなく、レンタルで試すというアイデアもあるので、投資ミスのリスクを軽減して下さい(以下にレンタルサービスを紹介します)。
レンズの種類と選び方
カメラ本体だけでなく、レンズ選びも重要です。初心者には、多くのシーンを試せる「標準ズームレンズ」がおすすめです。レンズ選びの決め手は焦点距離と画角の知識のインプットです。
以下の記事は焦点距離について詳しく解説しています。
サイズと重さ
頻繁に外出して撮影する方、長時間継続して撮影される方にとって、カメラのサイズと重さは重要なポイントとなります。自分が持ち運びやすいサイズと重さのカメラを選びましょう。
機能と操作性
一眼レフカメラは高度な機能を持つものが多いですが、初心者の方はシンプルな操作性のカメラを選んで、まずは基本的な操作に慣れることをおすすめします。
以上のようなポイントを押さえて一眼レフカメラを選ぶことで、長く使える愛機、使い慣れた得意のレンズに出会うことができます。
一眼レフカメラ初心者が気をつけるべき点
一眼レフカメラ初心者の方が気をつけるべき点をいくつか紹介します。これらの注意点を頭に入れておくことで、一眼レフカメラを最大限に活用することができます。
レンズ、イメージセンサーの取り扱い
一眼レフカメラのレンズは非常にデリケートです。レンズキャップは必ず付け、レンズ清掃も定期的に行うようにしましょう。
またレンズ交換時にはカメラボディーに内蔵されているイメージセンサーにも留意してください。センサーに付着した小さなゴミが、そのまま画像に黒い点や傷のように乗ってしまいます。
センサーの清掃は各メーカーのサービスに持ち込むのがベストです。スキルが身に着いていくとご自身で清掃に挑むかもしれません。くれぐれも細心の注意を払い清掃に臨んでください。
三脚の使用
長時間露光や微妙なフレームの調整を行う場合には、三脚を使用すると安定した撮影が可能になります。
三脚の使用はカメラマンが集まる撮影現場では顰蹙(ひんしゅく)の対象にもなり得ますので注意が必要ですが、航空機や鉄道、ステージの撮影などでフォトグラファー同士の状況では場所取りの効果もあるようですね。筆者が長年信頼を寄せて一眼レフに使用しているジッツオ (Gitzo)社の三脚を紹介します。
バッテリーとメモリーカード
撮影の途中でバッテリーが切れたり、メモリーカードがいっぱいになったりすると大変です。予備のバッテリーとメモリーカードを持つことをおすすめします。ちなみに筆者が使っており一流のプロこそ使う、大変信頼性が高いサンディスクのSDカードを紹介させてください。
常に学び続ける姿勢
最後に、一眼レフカメラは使えば使うほど上達します。常に新しいことを学び、実際に撮影を重ねることで、自然と技術は向上します。
一眼レフカメラを使いこなすには以上のような注意点が重要です。下のDVD教材はこれらの注意点についてもあますことなく解説しており、だれでもが安心して使い始められ、中級以上フォトグラファーになるための情報が詰まっています。
まとめ:一眼レフカメラ初心者でも安心して使いこなすために
以上が、一眼レフカメラ初心者がカメラを使いこなすための基本的なガイドです。まずはカメラの基本的な仕組みを理解し、その後で設定や操作方法、機材の管理について学ぶことが大切です。
一眼レフカメラの基本知識と使い方を理解する
まず最初に、一眼レフカメラの基本的な仕組みや操作方法を理解することが重要です。この知識があると、一眼レフカメラを使った撮影がより楽しく、より一層上達を加速させます。
撮影シーン別のコツを学ぶ
一眼レフカメラで撮影するシーンによって、アプローチや使い方は変わります。シーン別のコツを理解し、自分の目的に合わせて機材を準備し、一眼レフカメラの設定を調整することが大切です。
適切な一眼レフカメラを選ぶ
まず最初に、一眼レフカメラの基本的な仕組みや操作方法を理解することが重要です。この知識があると、一眼レフカメラを使った撮影がより楽しく、より上手になります。
気をつけるべき点を把握する
最後に、レンズの取り扱いや三脚の使用、バッテリーとメモリーカードの管理など、一眼レフカメラを安全かつ効果的に使用するための注意点を把握することも必要です。
一眼レフカメラ初心者でもこれらのポイントを押さえておけば、素晴らしい写真を撮ることが簡単に可能になります。再三紹介しましたが、通学が必要な写真教室やセミナーにはないメリットを備えた下記の教材はこれらのポイント全てをカバーしており、一眼レフカメラ初心者が安心してカメラを使い始めることができます。
▶ 基礎から学べる一眼レフカメラ上達講座
これからも写真撮影の楽しみを広げていきましょう。思いを一瞬で伝えられる写真の世界は無限大です。一緒に更なる高みを目ざしていきましょう。